1. HOME
  2. 宮司挨拶

この疫病災禍の中、先ず以て一日も早い社会の安寧と、皆様のご健康をお祈りさせていただきます。
古くより人は自然の恩恵と脅威の中で、生きてきました。
自然に向ける感謝と畏敬、恐怖などの感情が、そのまま神様に向ける思いであったともいえるでしょう。
八雲神社の大神様は疫病退散の為をもって全国にお祀りされましたが、情報の伝達もままならない中、当時の疫病に対する恐怖と、神様におすがりする気持ちはいかばかりであったでしょうか。想像するだに心がいたみます。
この年においても疫病退散の神様として、伊勢松阪總産土神として皆様の心が神様に伝わりますように、そしてその思いが神様に伝わり、お力となって皆様に届き、お守りいただけますように、お仕えさせていただく所存にございます。

自然や状況に対する感情や思いが、神様に向ける祈りとなること。それはいつも神様と共にいる事と同じでもあります。 皆様が神社にお参りいただくことで、神様と共にいること、神様にお守りいただいてることを感じていただき、少しでも安心していただき、また笑顔で過ごしていただけるような神社でありたいと願っております。