7月17日(土)、仏さまのお話を聞く「紫雲会(しうんかい)」を無事に開催することができました。
非常に暑い日となりましたが、お越しくださいました皆さまには有難うございました。
この度のご講師は、清岡 隆文 師(大阪)をお迎えいたしました。
「法身の光輪」と題してのお話。
このお言葉は、私たち浄土真宗において日頃のお勤めでよく用いる「正信偈六首引き」に出てくるお言葉です。
浄土真宗の宗祖(開かれたお方)、親鸞聖人がお示しくださった「和讃」というお歌の中に出て参ります。
弥陀成仏(みだじょうぶつ)のこのかたは
いまに十劫(じっこう)をへたまへり
法身(ほっしん)の光輪(こうりん)きはもなく
世(せ)の盲冥(もうみょう)をてらすなり
普段から「正信偈」のお勤めをなさる方々には身近なお言葉をご縁にお取次ぎくださいました。
この私の為にお出ましくださった仏さまであることや私たちの思いやはからいを超えた仏さまのおはたらきをお聞かせいただきました。
悩み苦しみを抱える私の為にお出ましくださり、私がどのような私であっても決して見捨てぬおはたらきの中に今いるんだと改めてお味わいさせていただいたことです。
毎日蝉の鳴き声が聞こえ、暑い日々が続く中で夏の到来を実感しています。
また、関東圏では新型コロナウイルス感染拡大第5波に到来かというニュースも目にしました。
正覚寺といたしましては、感染症対策に加え、暑さ対策や熱中症対策もしっかりと行う予定です。
冷房も完備しておりますので、安心してお参りいただければと思います。
不安な日々が続きますが、また皆さまの元気なお姿にお目にかかれますことを楽しみにしております。
合掌