4月の仏さまのお話を聞く「紫雲会(しうんかい)」を開催いたしました

去る4月17日、正覚寺常例法座を無事に開催することができました。
ご案内にも書きました通り、急遽ご講師を変更しての開催となりました。
お越しくださいました皆さまには有難うございました。

この度のご講師は内田 正祥 師でした。
三重県四日市市にある正覚寺のご住職です。
同じ名前のお寺からお越しいただきましたが、親戚ではありません。笑
ですが、個人的にはお寺の名前が同じであることに不思議な縁を感じています。
内田先生は約1年半ぶりにお招きいたしました。

「願はくはこの功徳をもつて・・・」と題して、ご自身の経験と重ねながら阿弥陀さまのお心、おはたらきをお取次ぎくださいました。
ご自身が病気になった時のこと、お寺でお出会いなされたお方や言葉のこと。
様々なお話をいただいた中、私は特に「南無阿弥陀仏」と「お母さん」という言葉とを重ねてお話くださったことが強く印象に残っています。

このお話の中で、とあるお寺の掲示板に書かれていた言葉をご紹介くださいました。
「南無阿弥陀仏 声は一つに味二つ 親のよぶ声 子の慕う声」
詳しい内容は省略しますが、私が口にしている「南無阿弥陀仏」「ナンマンダブ」のお念仏は、何も意味のない言葉でも、ましてや呪文でもないんですね。
阿弥陀さまが私を「我が子よ」と喚(よ)び続けてくださっておる声であり、また一方で私が阿弥陀さまをお慕いする声でもありました。
この文章だけで読み取っていただくことは難しいかもしれませんが、また詳しいことはご一緒に仏さまのお話をお聞きいただくか、お尋ねいただければと思います。

「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」など、新型コロナ感染拡大に対する様々な施策がなされています。
正覚寺としても今後の行事につきましては、感染拡大状況を考慮しながら縮小や中止等の判断をして参ります。行事の情報につきましては当ブログにて発信しますので、それぞれにご確認ください。ご不明な点等はお電話(059-227-8517)か当HPの「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

不安な日々が続きますが、お互いに感染症対策をしっかりと行い、また皆さまの元気なお姿にお目にかかれますことを楽しみにしております。