759回目の報恩講が勤まりました!

11月28.29日の二日間にわたって、報恩講法要をお勤めいたしました。
新型コロナウイルス感染拡大により、まだまだ出にくい中にもかかわらず、お参りいただきました皆さまにはありがとうございました。

ご案内にも書きましたが、報恩講は親鸞聖人のご命日をご縁とした法要です。いわば、親鸞聖人のご法事です。今年で759回忌を迎えました。

今年の報恩講は、親鸞聖人の旧暦のご命日である11月28日と重なりました。親鸞聖人のご命日と重なり、また感染症拡大の不安を抱えた中での法要は、どこか特別な感情を抱きながらの法要となりました。

受付にはアルコールを設置し、マスクを忘れた方の為の予備のマスクと非接触型体温計も準備いたしました。また席の間隔をあけ、定期的な換気をするなどの感染症対策を講じました。

ご案内にも書きましたが、報恩講法要は私たち浄土真宗において一番大切な法要です。ですので、仏様の周りのお飾り(お荘厳)も一年で一番立派なものとなります。今年は、先日お寺でお勤めしたご門徒さまの満中陰をご縁にお花をお供えいただいたので、そのお花も中央付近にお供えいたしました。お蔭さまで、例年より一層華やかになりました。

ご講師は橋本健人先生(三重県四日市市)。
実は副住職の従姉妹のお連れ合いさんです。正覚寺には初めてのご縁でした。
「親鸞さまからのおくりもの」と題し、優しい口調で「今いただいているものの尊さ」をお聞かせいただきました。

せっかくのご縁だからとのことで、初日には従姉妹と子どもたちもお参りしてくれました。
法要後には従姉妹家族と記念写真を。

またこの度の法要には、仲良くしてくださっているお方が特性のカップケーキを作ってきてくださいました。袋の中を見てびっくり!

なんと、一つ一つに私をモデルにした絵と「正覚寺報恩講」の文字がプリントされていました。どうですか?似てるでしょ?
お参りくださった方と分けると、中には「実物より良いやん!」と言ってくださる方もいました。笑
正覚寺の報恩講にあわせ、こうしてラベルを作ってくださり、一つ一つを個包装して整えてくださった。そのお心づかいが嬉しい限りです。

改めて振り返りますと、この報恩講法要も沢山の方々に支えられての法要でした。準備・片付けにご参加いただいた皆さま。法要には都合がつかずとも事前にお参りくださった皆さま。そして、法要にお参りいただき、一緒に仏さまのお話をお聞かせいただいた皆さま。お一方お一方のお蔭さまをもちまして、無事に報恩講法要がお勤めできましたことを御礼申し上げます。

合掌