今年最後の紫雲会はとても寒い日となりました。
とても寒い中、また新型コロナウイルス感染拡大の第三波が到来している中、お参りいただきました皆さまには有難うございました。
お蔭さまで無事に開催することが出来ました。
この度のご講師は清岡 隆文先生
「浄土真宗とは」と題してご法話をいただきました。
清岡先生に正覚寺へご出講いただくのは、2018年7月以来、約2年半ぶりのご縁です。
昨年4月、今年3月にもお越しいただく予定でしたが、先生のお身体の状態や新型コロナウイルス感染拡大の影響によってご縁が整わずにおりました。
お元気なお姿を拝見できましたこと、お聴聞させていただけましたことを嬉しく思います。
お参りいただいたお方から、
「お座をお休みしているお寺が多くて、お聴聞できないのが寂しい。でも、正覚寺さんがこうしてお座を開いてくださって、お聴聞できる場所があるのが凄く嬉しい」というお声を頂戴しました。
有難いかぎりです。
やっぱり、ご法座を開けることは当たり前ではなく、有難いことだと感じます。
新型コロナの感染者数は日に日に増え、まだまだ不安な日々は続きます。
ですが、新型コロナが収束したからといって「死」から逃れられるわけではありません。
どんな状況になろうとも、必ず「死」を迎えていく私たちです。
だからこそ様々に対策を取りながら、「生きる」ということ、「死ぬ」ということについて、しっかりとお聞かせいただくことが大切なんだろうと思います。
感染拡大の状況によりますが、来年も引き続き毎月17日には紫雲会を開催していく予定です。
それぞれにご予定いただきまして、お参りいただけますと嬉しく思います。
合掌