12月17日(金)、仏さまのお話を聞く「紫雲会(しうんかい)」を開催いたしました。
お越しくださいました皆さま、有難うございました。
今年最後のご講師は、加藤 真悟 師(大阪)をお迎えしました。
正覚寺としては初めてのご縁です。
副住職が浄土真宗本願寺派が開催しているとある研修などでお会いし、この度ご出講いただくこととなりました。
この度は「私を支え、導く浄土」と題してお話いただきました。
『仏説阿弥陀経』のお言葉をいただかれる中に、今私に関わってくださっているはたらきとしての「お浄土」についてお話くださいました。
浄土真宗というみ教えに私の命のすがたについて聞くと、私は死んで終わっていく命ではなく、死を迎えた時におさとりの世界であるお浄土へと往き、仏さまとして生まれて往く命を生きているんだとお聞かせいただきます。
このように申すと、お浄土とは私が死んでから関わる世界と思われる方もいらっしゃいますが、そうではありません。今、まさにこの私に関わってくださっているのがお浄土なんです。この度の紫雲会ではそのことをたっぷりとお聞かせいただきました。
私自身有難くお聞かせいただきました。
ご参拝くださったお方の中には
「素晴らしい先生とのご縁を有難うございました」
とお声かけくださる方もいらっしゃり、ご一緒にお念仏のみ教えを慶ばせていただけたことを嬉しく思いました。
2021年もわずかとなって参りました。
昨年に引き続き、この一年も新型コロナウイルスの影響を大きく受けた一年となりました。
紫雲会といたしましても中止やご講師の変更などがありましたが、何とか続けることができました。
ひとえにご参拝くださる皆さま方、またご出講いただきましたご講師の皆さま方のお陰だと受け止めております。
皆さま、いつもありがとうございます。
これからも新型コロナの影響により急な変更等もあるかと思いますが、紫雲会を続けていければと考えております。
オミクロン株の流行が予測されるなど不安はつきませんが、皆さまそれぞれにご自愛いただければと思います。
また来年、皆さまとお会いできますこと、ご一緒にお念仏のみ教えをお聞かせいただけますことを楽しみにしております。
合掌